【実飲レポート】海薫るハイボール！サントリー「碧Ao〈海薫るハイボール〉」を飲んでみた

こんにちは、SAKEVIVAライターのGoです！

今回は、サントリーから数量限定で登場したSUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」のハイボール缶をレポートしていきます。

5大陸の蒸溜所でつくられた個性豊かなウイスキーをブレンドした「碧Ao」が、手軽なハイボール缶になったと聞いて、ウイスキー好きとしては見逃せません！ 缶に書かれた「海薫るハイボール」というキャッチフレーズが気になりすぎて、さっそく試してみました。果たしてどんな味わいなのか、正直な感想をレポートします。

話題のSUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao〈海薫るハイボール〉」とは

出典元：サントリーニュースリリース「SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao〈海薫るハイボール〉缶」数量限定新発売」

2025年8月5日から数量限定で新発売された「碧Ao」のハイボール缶。ウイスキー好きの方なら、既にボトルでご存知の方も多いのではないでしょうか。

この商品は、サントリーが世界5大ウイスキーの原酒をブレンドして生まれた、特別なウイスキー「碧Ao」を贅沢に使用したハイボール缶。

サントリーの公式サイトによると、キーモルトのひとつには、スコットランドのアイラ島にある蒸溜所の原酒も含まれているとのこと。これが、缶に記された「海薫る」というフレーズにつながっているんですね。

ハイボールは自宅で手軽に楽しめるお酒ですが、ウイスキーの種類や割り方によって味わいが大きく変わる奥深さも魅力です。「碧Ao」のハイボール缶は、このウイスキーが持つ複雑で豊かな風味を、缶を開けるだけで楽しめるように設計されています。

アルコール度数は飲みごたえのある9%に設定されており、食事と一緒に楽しむのはもちろん、リラックスしたい夜の一杯としてもぴったりです。

「ワールドウイスキー」という名称が示す通り、この一杯には世界中のウイスキーの個性が凝縮されています。それぞれのウイスキーが持つ豊かな個性が複雑に絡み合い、飲むたびに新しい発見があるのが「碧Ao」の面白さ。今回、それが缶ハイボールとして発売されたことで、より多くの人がこの奥深い世界に触れるきっかけになるのではないでしょうか。

【実飲レポート】期待を超えるスモーキーさと複雑な風味に驚き

発売予定日当日、自宅近くのスーパーにコーナーが設けられて陳列されていたので迷わず購入。

さっそくその日にグラスに注いで一口飲んでみました。飲む前から感じていたワクワクは、一口飲んで確信へと変わりました。

まるでボウモア？ 強めに感じるスモーキーさがクセになる

まず最初に感じたのは、缶に書かれた「海薫る」という言葉が示す通りの、かなりはっきりとしたスモーキーさでした。正直なところ、缶ハイボールでここまでスモーキーなタイプは珍しいと思います。

ウイスキー好きの私としては、スコットランドのアイラ島を代表する「ボウモア」を思わせる、潮風を感じさせるような力強いスモーキーさが非常に印象的でした。

このスモーキーさは、好きな人にはたまらない個性だと思います。
ただ、普段あまりウイスキーを飲まない方や、スモーキーさが苦手な方にとっては、少し「薬っぽい」と感じてしまうかもしれません。

しかし、このスモーキーさが「碧Ao」ハイボール缶の大きな魅力であり、他のハイボール缶にはない個性となっています。後述しますが、このスモーキーさが料理と合わせたときに素晴らしい相性を発揮するんです。

公式コピー通りのまろやかな口当たりと甘く華やかな香り

強烈なスモーキーさの後に続くのは、サントリーの公式コピーにある「甘く華やかな香り」と「まろやかな口当たり」です。スモーキーさが鼻を抜けた後、口の中に広がるのは熟した果実のようなフルーティーな甘みと、滑らかな舌触り。この二つの要素が、スモーキーさの角を丸め、全体として非常にバランスの取れた味わいを生み出していると感じました。

私自身、普段は自分でウイスキーを選んでハイボールを作ることが多く、同じサントリーだと「知多」や「白州」を使ったハイボールが好みなんですが、「碧Ao」のこのバランス感は、缶ハイボールとは思えないほどクオリティが高いと感じました。

スモーキーな個性がありつつも、決して荒々しくはなく、洗練された飲みやすさが両立しているのが素晴らしいです。この絶妙なバランスこそが、世界各国のウイスキーをブレンドする「ワールドウイスキー」の真骨頂なのだと、改めて感じました。

「碧Ao」缶ハイボールはどんな人におすすめ？

この「碧Ao」ハイボール缶は、ただ手軽にウイスキーを楽しみたいという方だけでなく、特定のお酒の好みに当てはまる方におすすめできます。私が個人的にこのハイボール缶を勧めたいのは、以下のような方々です。

• ウイスキーの個性的な風味を楽しみたい方：スモーキーさや潮の香りなど、ウイスキー本来の複雑な風味をしっかりと味わいたい方には特におすすめです。

• 普段ボウモアなどのアイラウイスキーが好きな方：前述したように、このハイボール缶はアイラウイスキーを思わせる独特のスモーキーさがあります。アイラウイスキー好きの方は、きっとハマるはずです。

• 家飲みで少し贅沢な気分を味わいたい方：価格は少し高めですが、ボトルで買うウイスキーの味わいを手軽に楽しめるので、自分へのご褒美として飲むのにぴったりです。

• ウイスキーをこれから試してみたい方：スモーキーさに慣れていない方でも、このまろやかな口当たりと甘い香りが、ウイスキーの奥深い世界への入り口になるかもしれません。

このハイボール缶は、味の好みがはっきりしている人にこそ刺さる、そんな特別な魅力を持っていると感じました。

コスパは？ ボトルを買うべき？ 気になる疑問に答えます

SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」のハイボール缶の希望小売価格は、税別350円（税込約385円）です。

この価格は、他の一般的なハイボール缶と比べると少し高めに感じるかもしれません。しかし、この缶の中には、世界5大ウイスキーをブレンドした「碧Ao」という特別なウイスキーが入っていることを考えると、決して高い買い物ではないと思います。

もちろん、コスパを追求するなら、ボトルを購入して自分でハイボールを作る方が安く済みます。

「碧Ao」は、白州や山崎のような超品薄銘柄ではないので、比較的入手しやすいウイスキーです。では、なぜ缶ハイボールを選ぶべきなのでしょうか。その最大のメリットは「手軽さ」です。

• グラスと氷を用意するだけで、すぐに「碧Ao」の味わいが楽しめる。

• ボトルを家に置くスペースがない方でも、好きなときに好きなだけ楽しめる。

• アウトドアやキャンプなど、外でウイスキーを楽しみたいときに便利。

つまり、この「碧Ao」ハイボール缶は、コスパの良さだけでなく、「手軽に本格的な味わいを楽しめる」という新たな価値を提供してくれる商品だと言えるでしょう。

飲み方の幅を広げる！ 缶ハイボールの楽しみ方

この「碧Ao」ハイボール缶は、そのまま飲むだけでも十分美味しいのですが、その個性を活かすことで、より一層楽しむことができます。今回は、ライターGoが個人的に試してみて「これは合う！」と感じた飲み方やシーンをご紹介します。

まず、一つ目の楽しみ方として試してほしいのは、食事とのペアリングです。

スモーキーな風味が特徴的なので、燻製料理との相性が抜群です。
例えば、燻製したチーズやナッツを合わせると、ハイボールのスモーキーな香りが料理の風味をさらに引き立て、お互いの良さを高め合ってくれます。また、魚介類、特に牡蠣や海老などのシーフードとも相性が良いと感じました。缶に書かれた「海薫る」という言葉が示す通り、磯の香りを思わせる風味が、海の幸と見事にマッチするんです。

二つ目の楽しみ方は、グラスと氷にこだわることです。

缶のままでももちろん美味しいですが、少し大きめのグラスにたっぷりの氷を入れて飲むことで、ウイスキーの香りがより一層引き立ちます。グラスを冷やしておけば、さらにキリッとした飲み口を楽しめます。

三つ目は、少し贅沢な家飲みとしての楽しみ方です。

週末の夜、ゆっくりと映画や読書をしながら、このハイボール缶を飲むのがおすすめです。普段はボトルでウイスキーを飲むことが多い人も、この缶ハイボールなら、特別な準備をすることなく、手軽に贅沢な時間を過ごすことができます。

これらの楽しみ方を試してみることで、このハイボール缶が持つ新たな魅力に気づけるはずです。

まとめ：個性豊かな「碧Ao」の魅力を手軽に楽しむ贅沢な一本

SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao〈海薫るハイボール〉」をレポートしてきましたが、いかがでしたか？

「海薫るハイボール」というキャッチフレーズに偽りなく、個性豊かなスモーキーさと、それを包み込むまろやかな口当たりと華やかな香りが両立した、非常に完成度の高いハイボール缶でした。特に、普段からウイスキーを飲んでいる方にとっては、「この味が缶で楽しめるのか！」と驚くようなクオリティだと感じました。

数量限定商品なので、見つけたらぜひ一度試してみてほしい一本です。家飲みを少し贅沢にしたい時、新しいハイボールに挑戦してみたい時、ぜひ手に取ってみてください。この缶ハイボールが、皆さんのウイスキーライフをより豊かにしてくれることを願っています！

SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao〈海薫るハイボール〉」詳細情報