【万博酒】話題のハンガリー館レストラン「ミシュカ」!並び方から、ワイン・料理まで徹底レポート🇭🇺|大阪・関西万博 EXPO2025

こんにちは!ライターのSaraです!

大阪・関西万博で大人気のレストラン、「MISKA(ミシュカ)」はご存知ですか?

ハンガリー館に併設されたレストランで、SNSでは「めちゃくちゃ美味しかった!」「人気すぎてもう行ける気がしない」などと話題になっています!

そんなMISKAに、ついに先日行ってきました!🇭🇺

この記事では、

  • MISKA入店の攻略法

  • 特におすすめのワインとお料理

  • 再訪はあり?なし?

についてド正直にレポートします🗣️

万博に行かれる方はもちろん、ハンガリーのワインやお料理に興味のある方も、この記事を通してハンガリー旅行気分を味わっていただければ嬉しいです🌏

※本記事は、私自身が大阪・関西万博に行った2025/7/2の情報をもとにしています。現在は価格やメニュー等が変更されている場合がありますので、事前にご確認ください。

ハンガリー館レストラン「MISKA(ミシュカ)」の基本情報

まずは、MISKAの基本的な情報をお伝えします!

MISKAは、前述の通りハンガリー館に併設されたハンガリー料理のレストランで、西ゲート寄りの「セービングゾーン」内に位置しています。

営業時間は13:00〜19:00。

予約は不要で、席は69席、テイクアウトは不可とのこと。

総料理長は、料理人歴40年のヴィダーク・ゾルターン氏!

本場ハンガリーのシェフが料理長を務めているということで、日本では味わえない味に出会えるのでは…!という期待を胸に、MISKAを訪れました✨

MISKA入店にむけて

MISKAは「入店困難」で有名!

私がSNSで調べた限りですが、「暴動のようだった」という口コミも見かけました・・・😱

実際のところどうだったのか、そして私がMISKAに行くために立てた戦略をお伝えします。

入店のための戦略

MISKAへの入り方についてい色々と調べた末、

「開店と同時入店を狙う」か「早めの晩御飯の時間を狙う」か、どちらかで行く戦略にしました🏹

時間で言うと、12時頃から並び始めるか、15時過ぎから並び始めるか、です。

というのも、

  • 開店の13時直前だと、その暴動に巻き込まれそうで嫌だ

  • 割としっかりしたレストランなので、回転が遅く、昼過ぎに並ぶとかなり待たされそう

  • 18時くらいはちょうど晩ご飯の時間帯で混むだろう

  • しかも、夕方に並び始めて、閉店時間(19時)になって入れなかったら最悪

などが理由です。

・・・と、めちゃくちゃ戦略練ってたのに、当日実際にMISKAに並び始めたのは、13:45。笑

ちょうどお昼過ぎで混んでる時間やないかーい!!笑

理由は至ってシンプル。お腹が空いたからです🤣

入店までの道のり

先ほどお伝えした通り、MISKAの列に並び始めたのは、13:45。

とは言っても、すんなり誰でも列に並べるシステムではありません🙅‍♀️

列に並ぶまで

ハンガリーパビリオンに到着すると、並ぶ列が2つありました。

左側がパビリオンに入るための列、右側がレストラン待ちの列です。

そしてなんと、レストラン待ちの列が閉じられているではありませんか!

並べないように、ベルトで囲われているのです!

このとき、列には10数名が並んでいました。

列に近付き、どうやって並んだらいいんだろうな〜とうろうろしていたら、ハンガリー館のスタッフさんがタイミングよく声をかけてくださりました!

ちょうど列が少し進んでいたこともあり、そこに居合わせた私たち3人と、もう1組の2人が列に入れてもらうことができました。

私たちが列に並んだらまたすぐベルトを閉じられていたので、単純に「ハンガリーパビリオンのエリアをはみ出して並ぶことができない」ということだと思います。

今回MISKAでは運良くすぐ列に並ぶことができましたが、実はクウェートパビリオンで同じシステムが採用されていて、確かに少し暴動っぽくなっていました。

正確には、列の近くに並びたい人がたむろしており、列が開放されると人が殺到し、押し合いになるような感じがあり少し怖かったです。

MISKAも、もしかしたら混雑している日のオープン前や晩ご飯前の時間は似た動きになるのかもしれないですね。

入店までにかかった時間

列に並び始めたのが13:45。

そして、入店できたのは、15:45。

2時間待ちました😱

列の前半は屋根がなく炎天下、しかも列の進みがかなり遅いので、日傘と椅子必須です🌞

それにしても、10数名の待ち人数で、しかも席が70席近くあるにも関わらず、2時間も並ぶとは…!

やはりちょうど開店直後に並び始めたので、1巡目がすべて埋まっており、なおかつ1回転が約2時間と長めなお店ということでしょうね🥹

でも確かに、あの暑い中(35℃くらいでした)、素敵なレストランに入れて、涼しくて、お酒も飲んで、、、そりゃ出たくなくなりますよね〜〜〜!笑

ちなみに、建物の中に入ってすぐ入店、ではなく、2階に上がってレストランの入り口手前で10分ほど待って入店できました。

少しでも涼しいところで待たせてくださってありがたい・・・!

そうして、遂に入店することができました!!✨

MISKAのワインレポート

お料理が気になる方も多いかと思いますが、一応SAKEVIVAはお酒のメディアですので笑、ワインのレポートからしたいと思います!

案内していただいた席のすぐ横に、ワインがたくさん😍 テンションが上がります😍

アルコールメニューは、ハンガリーワインと、パーリンカというハンガリーの伝統的なフルーツ蒸留酒のみ!

ビールなどはありませんのでご注意ください💡

ちなみに、万博で飲めるビールについてもまとめているので、ビール派の方はぜひご覧ください🍻

【レポあり】大阪・関西万博で飲むべき世界のビール3選!元祖ピルスナー、北欧ビール、世界最古の醸造所が作るヴァイツェンまで!🍻↗︎

MISKAのワインはスパークリング・白・ロゼ・赤・デザートワインと揃っており、どれもグラスで注文できるのが嬉しいですね🍷

今回私が注文したワインは、

  • 2024 – Pátzay Rizling – Badacsony|グラス(100ml) ¥2,180

  • 2022 – Petrény Egri Csillag Superior – Eger|グラス(100ml) ¥2,180

  • 2016 – Petrény Bikavér Superior – Eger|グラス(100ml) ¥2,280

  • 2021 – Kvassay Cabernet Franc – Villány|グラス(100ml) ¥2,280

の4種です。

上の2つが白、下の2つが赤です。

⚠️もちろん、1人で全部飲んだわけではないですよ!笑 家族とシェアしました🧑‍🧑‍🧒

1番美味しかったワイン

まず、この中で1番美味しかったワインを発表します📣

それは、「2016 – Petrény Bikavér Superior – Eger」です!🏆

美味しくておかわりしちゃいました!笑

やはり2016年ということで、味が馴染んでいてまろやか!

馴染みすぎてパンチが弱いということもなく、お肉料理にもしっかりマッチする濃厚さでした。

品種は、ブルーフランク、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーのブレンドとのこと!

個人的には、奥にほんのりレーズンっぽい甘味のあるアルコールを感じて、そこにもう少し深みが出ればより美味しい…!と生意気なことを思いました👶

ボルドーの19◯◯年の・・とかと比べるともちろんそこまでではないですし(比べちゃダメか笑)、万博価格で1杯¥2,280とお高めですが、十分に飲む価値あると感じました!

他の赤ワインは2019年以降のものだったので、MISKAで1杯赤ワインを頼むなら断然これがおすすめです!

赤ワイン

2021 – Kvassay Cabernet Franc – Villány

もう1つの赤ワイン、「2021 – Kvassay Cabernet Franc – Villány」は、よくあるカベルネフラン…!という感じ!

全然美味しいです!でも、もう1つのが美味しすぎた…!!笑

一緒に行った家族も、さっきの赤ワインの方が美味しいと言っていました。

白ワイン

白ワインの方は、実は2種類で違う頼み方をしました。

フルッチ

ハンガリーには、「フルッチ」というワインをソーダ水で割る飲み方があります。

それを試してみたくて、店員さんにフルッチで飲むのにおすすめのワインを聞いたら、「2024 – Pátzay Rizling – Badacsony」を勧めてくださりました!

フルッチにするのに特に追加料金はかからないようです💡

注文してしばらく待っていると、ワインをグラスに注いでくださり、その後に目の前でソーダ水を足してくださります!

飲んだ感想は・・・

「おー!…薄い?笑」

でした😂

ソーダ水で割ってるので当たり前ですが、もともと飲みやすいリースリングのワインなので、私には少し薄く感じてしまいました!

ワインのソーダ割りというより、ワインの香り付きソーダ水みたいな…!

スパークリングワインよりもずっと水っぽいです!

なので、もしお酒好きの方がフルッチを注文される場合は、ソーダ少なめなどでお願いすると良いかもしれません💡

私はチェイサーにちょうどいいか、と思って飲みました!笑

兎にも角にも、フルッチを試せて満足!です!

2022 – Petrény Egri Csillag Superior – Eger

もう1つの白ワインは、「2022 – Petrény Egri Csillag Superior – Eger」です。

こちらは、1番美味しかったと書かせていただいた赤ワインと同じワイナリーのワインです。

この白ワインはフルッチにせず普通に飲んだのですが、そこそこ美味しかったです!

品種は、ハールシュレヴェリュー (Hárslevelű)、シャルドネ (Chardonnay)、オラスリズリング (Olaszrizling)、ゼンゴー (Zengő)のブレンドとのこと。

正直シャルドネ以外聞いたことがない品種ばかりですが笑、個人的にはしっかり重めのシャルドネに近いように感じました!

樽香は感じられず、「ボリューム感のある果実味」という印象です。

MISKAのお料理レポート

続いて、MISKAで頼んだお料理についてレポートします🍴

頼んだお料理は、

前菜

  • 冷製パプリカのカッテージチーズ・クリーム詰め、トマトサルサ|¥2,980

  • ラム・テリーヌ、野菜の酢漬け(仔羊肉)|¥2,980

スープ

  • ポロネギとポテトのクリームスープ、クリスピー野菜|¥2,480

  • グヤーシュ・スープ、ポテトコンフィ(牛肉)|¥2,980

メイン

  • ホルトバージ風 肉入りクレープ(鶏肉)|¥3,280

  • ヴァダシュ、キャロットバリエーション、ブレッドダンプリング(牛肉)|¥3,480

の計6品です。

1番美味しかった料理

優勝は・・・

冷製パプリカのカッテージチーズ・クリーム詰め、トマトサルサ」!!🏆

公式サイトには、

グリルしたパプリカに、キャラウェイシード、コショウ、マスタード、塩、ディル、パプリカパウダーとレモンの皮を効かせたスパイシーなチーズクリームを詰めたもの。

トマトサルサは細かく刻んだトマトにスパイスとオレンジを加え、その爽やかな酸味が料理のアクセントに。

冷製の前菜として、食欲をそそる一品。

と説明があります。

とにかく味のバランスが良く、パプリカの旨みとハーブの爽やかさ、カッテージチーズのクリーミーさの調和が取れていて美味しかったです✨

こちらは、私の注文した「Pátzay Rizling」のような爽やかな白ワインや、スパークリングワインが合うと思います。

2番目に美味しかった料理

2番目に美味しかったのは、「グヤーシュ・スープ」!

こちらは、

牛もも肉または牛肩肉とにんじん、セロリアック、じゃがいも、ニンニク、玉ねぎなどの野菜をたっぷり使用し、パプリカパウダーの風味を効かせた伝統的なハンガリーのスープ。

低温でじっくり火を通したポテトコンフィは、脂やオイルで調理され、しっとり柔らかい仕上がりに。

とのこと。(公式サイトより引用)

ビーフシチューほど濃厚ではなくさらりと飲めるのですが、お肉にしっかりと脂がのって柔らかく食べ応えもありました!

もちろん赤ワインにとても合います🍷

そのほかのお料理

そのほかのお料理は、ところどころに酸味を感じる素朴な味でした!

ラム・テリーヌ

ラム・テリーヌは、案外さっぱりしていました😳

それほどラムの香りも強くなく、ラムが苦手な母も食べられていました!

個人的にはそれほど驚きや感動がなかったので、大好きなフォワグラのテリーヌにしておけばよかったーーと少し後悔しました🥹

ハンガリーのデザートワインとフォアグラがとても合うらしく、そちらを試せばよかった!笑 行かれた方はぜひ!🦆

ポロネギとポテトのクリームスープ

こちらのスープ、意外なことに酸味を感じます!

クリーミーで濃厚なのに酸味があり、不思議体験…!

最初は慣れない味でしたが、飲み進めるうちに美味しく感じてきました。

MISKAでスープ選びで迷ったとき、ハンガリーらしい変わった味を体験したいならこのポロネギのスープ、馴染みのある間違いなく美味しい味を求めるならグヤーシュ・スープをおすすめします!

ホルトバージ風 肉入りクレープ

これは、意外と水分が少なめ!笑

メニュー写真から鶏肉もクレープもしっとりした感じをイメージしていたのですが、違いました!

パサパサという意味ではないのですが、私は顎が弱っているのか、水分多め・柔らかめの方を期待してしまいました。笑

ヴァダシュ、キャロットバリエーション、ブレッドダンプリング

ヴァダシュとは、

じっくり煮込んだ牛ほほ肉を、アンチョビ、ケッパー、にんじん、セロリアックを使った甘酸っぱいソースで仕上げた伝統料理。

のことだそう。(公式サイトより引用)

私はお肉よりも「ブレッドダンプリング」が気になって注文したのですが、ポレンタ(トウモロコシの粉を水で煮て作る、イタリアの伝統的な料理)に似ていました!

こちらもソースに酸味があり、この酸味がハンガリー料理の特徴なのかもしれません。

まとめ|再訪はあり?なし?

長々とMISKAについてレポートしてきましたが、いかがでしたか?

私としては、「ハンガリー料理が試せて大満足!でも、もう1回はいいかな!」という感想です!(ド正直)

再訪したいと思うまでの感動はなかったものの、万博は「異国体験の場」だと勝手に思っていて、今回はハンガリー料理の方向性を知れたのでそれで大満足です❣️

前に、ハンガリーの隣国ルーマニアに一瞬滞在したことがあるのですが、今回のお料理はルーマニア料理とかなり近い印象を受けました!

日本人にはあまり馴染みのない独特な酸味の使い方、濃厚にも爽やかにも振り切らない不思議な味わい、なんとなく感じる素朴な印象などが似ていました。またルーマニアにもブレッドダンプリングに似たママリガという食べ物がありました。

やはり土地が近いとお料理の雰囲気も似てくるのだな〜と肌(舌?👅)で感じられたことが今回の1番の学びかもしれません。

唯一悔いが残るのは、フォアグラとトカイのデザートワインを試しそびれたこと🥹

またどこかで試す機会があればいいな〜✨

みなさんもぜひ、なかなか行く機会がないハンガリーのお料理とワインを、万博で試してみてください🇭🇺

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記事途中でも触れましたが、ビール好きな方は是非こちらも🍻

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万博でのお酒巡り、満喫していただければ嬉しいです❤️‍🔥

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Sara

Sara

SAKEVIVAの運営に携わる、ライターのSaraです!ビール、ナチュラルワイン、日本酒が大好きで、日々「おいしい!」と感じる瞬間に幸せを見つけています。大切にしているのは、理屈よりも、「これ、好き!」という心の動き。皆様の「好き」をより広げ、さらに深められるような記事をお届けします。

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