「日本でも、ようやくこの日が来た」。
こんにちは、SAKEVIVAライターのGoです。
NBAの現地観戦で、熱気あふれるアリーナとクラフトビールの最高のペアリングを肌で知る者として、お台場に誕生した『TOYOTA ARENA TOKYO』への期待は人一倍でした。
今回のお目当ては、ここでしか味わえないオリジナルビール「アルバルクビール」。アメリカ系のクラフトビールを愛飲し、国内外のスタジアム・アリーナで飲み歩いてきた筆者(35歳・男)が、最新アリーナでの観戦体験とともに、その一杯の真価をレポートします。
果たして、950円という価格に見合う感動はあったのか?バスケ観戦とビールの新たな形を、本音で綴ります。
※本記事中で紹介している商品名・価格等は、記事作成時の2026年2月9日時点での情報です
バスケットボールとの関係値
まず、改めて僕がどれくらいバスケットを好きで観ているかというところから軽くご紹介させていただきます(笑)
競技歴的には中学時代の部活で数年(ポジションはPG/SG)。その時は全然真面目に取り組めていなかったのでちゃんと好きになれたのは20歳過ぎてからとかになるんですが、その後は大学・社会人として遊びでやる程度。
それ以降は完全に観る専になりました。
主にウォッチしているのは以下3つ。
- アメリカ男子プロバスケットボールリーグ「NBA」
現地観戦を2回(ニューヨーク,ポートランド)ほど。
推しチームはPortland TrailBrazers。
- 日本男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」
現地観戦はこの記事作成時点までで9回ほど。
推しチームは千葉ジェッツ。
- バスケットボール女子日本リーグ「W LEAGUE(Wリーグ)」
現地観戦はこの記事作成時点までで6回ほど。
推しチームはENEOSサンフラワーズ。
この中でも今年特に観に行っているのがB.LEAGUEで、今シーズンは既に8回観戦。
そのうち1回が本記事で取り上げているアルバルクビールの名前が付いた「アルバルク東京」の試合です。
元々立川から始まり、去年までは代々木第一体育館をホームアリーナとしていたアルバルク東京が、お台場江東エリアに満を持して開業したのがこちらのTOYOTA ARENA TOKYO。
来年2026-27シーズンに大きくリーグ改編が行われるB.LEAGUEにおいて、トップチーム参入の要件である大規模アリーナの建設が近年あちこちで進んでいる中、今シーズン新たに産声を上げた最新鋭の多目的アリーナです。

「可能性にかけていこう」というキャッチコピーのもと、スポーツ、モビリティ、サスティナビリティ領域を中心に、様々な可能性が集積し、その可能性が解き放たれる場所となることを目指しているそうです。
バスケ観戦×クラフトビールの新時代!TOYOTA ARENA TOKYOで「アルバルクビール」を飲む
TOYOTA ARENA TOKYOに足を踏み入れた瞬間、そこには日本のこれまでの体育館とは一線を画す、圧倒的な「エンターテインメント空間」が広がっていました。
最新の音響設備と巨大なビジョン、そして何より観客を包み込む熱気が、これから始まる戦いへの期待を最高潮に高めてくれます。

引用元:TOYOTA ARENA TOKYO公式ページ
僕はバスケットボールの観戦目的でここ以外だと、これまで以下のアリーナ(いずれも来年度からのBプレミア制度を見越して建設されたアリーナです)に訪れたことがありますが、その中でも高低差が少なくどの席からも観戦しやすくなっているタイプの会場だなぁという印象を受けました。
- LaLa arena TOKYO-BAY(千葉ジェッツホームアリーナ)
- 日環アリーナ栃木(宇都宮ブレックスホームアリーナ)
- IGアリーナ(名古屋ダイヤモンドドルフィンズホームアリーナ)
- ハピネスアリーナ(長崎ヴェルカホームアリーナ)
- 沖縄サントリーアリーナ(琉球ゴールデンキングスホームアリーナ)
NBA現地観戦を知るファンが待ち望んだ「アリーナ体験」
かつてアメリカでNBAを現地観戦した際、最も衝撃を受けたのは試合のレベルの高さだけではありませんでした。
それは、観客が片手に地元のクラフトビールのカップを持ち、音楽や演出とともに試合を「文化」として楽しんでいる光景です。
日本では長く「スポーツ観戦の酒=大手メーカーのラガービール」という図式が一般的でしたが、この新アリーナには、その常識を塗り替え、観戦スタイルそのものをアップデートしようとする気配が漂っています。
お台場の新聖地で出会う、チーム名を冠したオリジナルビール
その象徴とも言えるのが、今回レポートする「アルバルクビール」です。チームの名を冠したビールがアリーナのメインコンテンツとして用意されていること自体に、運営側の「スポーツ×食」への並々ならぬこだわりを感じます。
お台場という流行の発信地にふさわしい、洗練された一杯を求めて、期待を胸にコンセッション(売店)へと向かいました。
【基本情報】アルバルクビールの特徴と購入場所
この特別な一杯を手に入れるために、まずはその正体と、スマートに購入するためのポイントを整理しておきましょう。スムーズな購入が、観戦の満足度を左右すると言っても過言ではありません。
アルバルクビールの銘柄・スタイルについて
「アルバルクビール」は、東京・羽田にクラフトビールの醸造所を保有する株式会社大鵬との共同プロジェクトによって誕生した、まさにこのアリーナでしか飲めないオリジナルクラフトビールです。
大手メーカーの既製品ではなく、羽田の地でクラフトマンシップを注ぐ醸造家たちとアルバルク東京がタッグを組んで開発したという背景に、本物志向のこだわりを感じます。
ビアスタイルは、情熱的なチームカラー「アルバルクレッド」をイメージした、深く美しい琥珀色のIPA。
ホップの華やかなアロマと、応援で渇いた喉に染み渡る豊かなコクが絶妙なバランスで共存しており、試合の熱狂をさらに加速させる贅沢な一杯に仕上がっています。
アリーナ内のどこで買える?スムーズな購入のコツ
販売場所は、アリーナ内のメインコンコースにある以下の飲食売店です。
- 旅籠 青海
- MEAL MATES
- PLAYER’S KITCHEN
- A‘s BITES
- FAST BREAK
- El Destino
- BAR HANGOUT
※それぞれの個別メニュー等については、アルバルク東京のアリーナグルメ掲載サイトからご確認ください
最新アリーナらしく、キャッシュレス決済への完全対応や、モバイルオーダーの導入も進められていますが、ハーフタイムの混雑は熾烈です。以下のタイミングでの購入をおすすめします。
- ティップオフ(試合開始)の30分以上前、アリーナの雰囲気を楽しみながら確保する。
- 第1クォーター終了時の短いインターバルを狙い、モバイルオーダー機能を活用してスマートにピックアップする。
バスケ観戦を彩る「カップデザイン」とビジュアル
ビールは、アルバルク東京のロゴが刻まれたオリジナルデザインのプラカップで提供されます。
透明なカップ越しに見える琥珀色の液体は、アリーナの鋭い照明を反射してキラキラと輝き、非常にフォトジェニックです。このカップを掲げるだけで、自分もこのエンターテインメントの一部になったような、強い一体感を得ることができます。

オフィシャル席の真後ろから観戦させていただきました。Cheers!
【実飲レポ】本場を知るクラフトビール好きが感じた「味」と「高揚感」
いよいよ、期待のアルバルクビールをテイスティングします。アメリカ系のIPAなど、パンチの効いた苦味を好む自分にとって、この一杯はどう響くのでしょうか。
喉を通る瞬間の第一印象:アメリカ系を好む筆者の評価
一口含んだ瞬間に感じたのは、予想以上に「クリーンで飲みやすい」という印象でした。
炭酸は強めだが、泡が細かい。無数の泡が口の中をやさしく刺激してくれて、心地よい。その余韻に浸る間もなく、ほんのりとした苦みとベリー系の香りがやってきて、喉元を通り過ぎていく。何度もおかわりしたくなるような味でした。
私が普段好んで飲むウエストコーストスタイルのIPAのような、ガツンとくるホップの苦味や強烈なシトラス感とは異なり、あくまで「観戦の邪魔をしない、万人受けするバランス」に整えられています。
とはいえ、大手のラガービールにはない華やかな香りも共存しており、クラフトビールらしさはしっかりと保たれています。
バスケットボールは展開が非常に速いスポーツですから、あまりに重厚すぎるビールだと、飲むことに意識が向いてしまい、試合の大事な局面を見逃してしまうかもしれません。その点、この軽やかさは計算されたものなのかもしれないと感じました。
バスケ特有の「近さ」と「スピード感」が最高のスパイスになる
アリーナという空間は、野球場やサッカースタジアムとは全く異なる「密度」があります。
コートと客席の距離が近く、選手たちのバッシュが床を叩く音や、激しい接触の音がダイレクトに響く中で飲むビールは、それだけで格別なスパイスを纏います。
特に、アルバルク東京のチームカラーである赤を基調とした演出の中で、カップを掲げると、自分もこの熱狂の一部になったような高揚感を覚えます。
NBAの現地アリーナで感じた「スポーツとお酒が日常の延長線上で融合している感覚」が、ようやく日本でも形になったのだと、喉を潤しながら深く実感しました。
試合展開とともに楽しむ!ビールが進むアリーナグルメとの相性
ビール単体でも十分に楽しめますが、やはりアリーナグルメとの組み合わせは外せません。
ここでは、実際に販売されている「TOYOTA ARENA TOKYO」のシグネチャーメニューの中から、アルバルクビールとの相性が抜群だった3品を厳選してご紹介します。
これぞスポーツ観戦の醍醐味、至福のペアリングです。
ライターGo推奨!アルバルクビールと合わせたい「アリーナ限定グルメ」
- 1. 100%ビーフのA’sバーガー:
肉の旨味がダイレクトに伝わる100%ビーフパティは、エールビールの豊かなコクと見事に調和します。
肉の脂をビールの爽快感がスッと流してくれる、食べ応え満点の「横綱級」ペアリングです。- 2. メキシカンスナックボウル:
そのままでも良し!ディップしても良し!の一品。観戦中につまみやすく、一口ごとにビールを喉に流し込みたくなる中毒性の高い組み合わせです。- 3. オリジナルタコス:
フレッシュな素材とスパイスが効いたタコスは、スッキリとした後味のアルバルクビールと相性抜群。
アメリカのアリーナでも定番のタコス&ビールですが、その本場感をここお台場で手軽に体験できます。
【本音考察】一杯950円の価値をどう見る?コスパと満足度の分かれ目
最新のアリーナという高揚感の中で飲むビールは格別ですが、一方で一人の消費者として、その「対価」に見合う価値があるのかを冷静に掘り下げてみます。ここは正直な感想を述べさせていただきます。
正直な感想:950円という価格設定に対する「重み」
正直に申し上げて、メニュー表で「950円」という数字を見た時、私の胸には「随分と高くなったな」という率直な感想が浮かびました。
昨今の物価高騰や、こだわりのクラフトビールであるという背景を差し引いても、千円に近いその金額は、一杯、また一杯とお代わりを重ねるには少し勇気が必要な設定です。
もちろん、ここでしか飲めない希少性や、施設維持費としての意味合いも含まれているのでしょう。
しかし、日常的にクラフトビールを嗜む層からすれば、パイント(約473ml)サイズで提供される専門店と同等、あるいはそれ以上の強気な価格設定に感じられるのが本音です。
特に、ロング缶を日頃買う自分からすると、それの半分以下の量で同等の金額ってよくよく考えると高いよなぁと思わざるを得ませんでした(笑)
野球場のビールや他スポーツ施設との「量」の比較
ここで、他のスポーツ観戦シーンでのビールと比較してみます。例えばプロ野球のスタジアム。近年ではビールの価格も800円〜900円程度に上昇していますが、売り子さんが注いでくれる大容量の紙コップと比較すると、アルバルクビールの「量」には少し寂しさを覚えました。
アリーナという屋内施設ゆえの制約かもしれませんが、提供されるカップのサイズがやや小ぶりであるため、「喉を鳴らして飲む」というよりは「試合の合間にちびちびと嗜む」というスタイルにならざるを得ません。
この「量と価格のバランス」が、リピートへの最大の壁になると感じました。
「次もまた頼むか?」と言われると抱く疑問符
「このビールを飲むためにまた来たいか」と問われれば、味自体の完成度は認めつつも、950円というコストを考えると少し躊躇してしまいます。
1試合で3杯飲むと、それだけで2,850円。
クラフトビール好きとしては、同じ金額を払うのであれば、もう少し「このビールでなければならない」という強烈な個性、例えば驚くようなホップの鮮度や、圧倒的な香りの広がりを期待してしまったのも事実です。
それでも「ここで飲むこと」に意味がある理由
厳しいことも書きましたが、それでもこの一杯を一度は体験すべき理由は、やはり「TOYOTA ARENA TOKYOという場所の持つ魔法」にあります。
NBAのような洗練されたエンターテインメント空間で、チームロゴの入ったビールを手にする。その瞬間に得られる心理的な満足感や「推しチームをサポートしている」という感覚は、街中の居酒屋で飲むビールでは決して得られないものです。

チームの大黒柱であるライアン・ロシター選手。 試合後に選手達がコートを1周してくれて挨拶してくれるのは、日本特有かもしれません。
海外アリーナのビールドリンク事情と日本の現状を比較して
アメリカのNBAアリーナでは、現在ビール一杯が15ドル〜20ドル(2,000円以上)することも珍しくありません。それを考えれば、950円は「世界基準」の価格設定に近づいているとも言えます。
日本もようやく、スポーツ観戦を「単なる応援」ではなく、「プレミアムな社交場での飲食体験」へと昇華させるフェーズに入ったのだと実感させられます。
まとめ:アルバルクビールは「体験」を買うための一杯か
今回のレポートを通じて感じたのは、アルバルクビールが単なる「飲料」ではなく、アリーナ観戦という物語を完成させるための「小道具」であるということです。
味は申し分ありませんが、価格面での「納得感」をどこに見出すかがポイントになります。
アルバルクビールをおすすめしたい人・シーン
このビールは、万人にとっての「最高の一杯」ではないかもしれませんが、以下のようなシチュエーションにおいては、950円を払う価値は十分にあります。
あなたの観戦スタイルに合わせて選んでみてください。
こんな人・こんなシーンにおすすめ!
- 1. バスケ初観戦の記念に酔いしれたい時:初めてのアリーナ。その興奮を形にするなら、迷わずこのオリジナルビールを選ぶべきです。
ロゴ入りカップを掲げてアリーナを背景に撮る写真は、最高の思い出になります。- 2. 「推しチーム」への投資としての一杯:この一杯の利益が、チームの強化やアリーナの発展に繋がると考えられる熱狂的なファンにとって、950円は決して高い出費ではありません。
- 3. 大切な人を連れての特別なデート:洗練された空間で、お洒落なクラフトビールを嗜む。
そんな特別な演出を求めるなら、このビールは最高の脇役になってくれます。
今後のTOYOTA ARENA TOKYOに期待すること
日本における真のアリーナ文化は、まだ始まったばかりです。
今後、より多様なクラフトビールの銘柄が選べるようになったり、あるいは価格に見合うだけの圧倒的な「プレゼンテーション」や「限定感」が加わったりすることで、この950円という数字が「むしろ安い」と感じられる日が来ることを、一人のファンとして切に願っています。
アルバルクビール・施設詳細情報
最後に、今回レポートしたアルバルクビールと施設の詳細情報をまとめました。お出かけ前の参考にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | アルバルクビール |
| 販売価格 | 950円(税込) |
| 販売場所 | TOYOTA ARENA TOKYO内 各コンセッション(売店) |
| 所在地 | 東京都江東区青海1丁目3−1(パレットタウン跡地) |
| アクセス | ゆりかもめ「青海駅」直結 / りんかい線「東京テレポート駅」徒歩約6分 |
| 特徴 | アルバルク東京の試合観戦とともに楽しめるオリジナルクラフトビール |
| 公式サイト | https://www.alvark-tokyo.jp/ (アルバルク東京公式) |
