「あー、最高だ……」

旅先で思わず漏れた、心からのため息。

今回の旅は、北海道・函館へ。
歴史と港町の情緒が溶け合うこの街で、「OMO 5 函館 by 星野リゾート」の源泉かけ流し温泉「琥珀色の湯」に浸かった後、私が向かったのは、ホテル内のパブリックスペース「OMOベース」の売店でした。湯上がり後の火照った体と解放感。この最高の瞬間に飲む一杯は、絶対に失敗できない。

売店には地元のビールやアイス・チューハイが並ぶ中、鮮やかなパッケージが目を引く一本を発見。それが、今回レポートする「北海道麦酒醸造『北海道ハイボール メロン』」です。

メロンの甘い香りが漂うそのハイボールは、果たして湯上がり後の乾きを癒してくれるのか？「ジュースじゃないか？」と疑いながら一口飲んだ瞬間、常識を覆すほどの衝撃を受けました。
「大人のメロンジュース」と名付けたい、この特別なハイボール体験を、函館の夜の雰囲気とともにお届けします。自宅での晩酌でも、旅先でのチルタイムでも、新しい発見が欲しい方はぜひ最後までお読みください。

旅の疲れを吹き飛ばす！函館OMO5で出会った「北海道ハイボール メロン」

極上の湯上がり後の体に、このメロンの甘さが染み渡る体験は、まさに旅のハイライトでした。

OMO5函館の最高の湯上がりと、売店での運命的な出会い

今回の旅で私が宿泊した「OMO 5 函館 by 星野リゾート」は、函館駅から徒歩圏内という利便性の良さだけでなく、施設内に源泉かけ流しの温泉「琥珀色の湯」を併設しているのが魅力の一つです。観光で歩き回った体を癒す琥珀色の湯は、肌に優しく染み渡り、最高のコンディションにしてくれます。その温泉で十分に温まった後、火照った体に冷たい刺激が欲しくなり、ラウンジのある「OMOベース」に併設された売店へと向かいました。

温泉後の体に染み渡る特別な一杯

温泉上がりの水分補給は、旅の醍醐味ですよね。売店には、地元のビールや様々なお酒が並んでいましたが、一際目を引いたのが、メロンのイラストが描かれた瓶です。

※気に入ったのでもう1本買って自室で飲んだのはここだけの話

「北海道ハイボール」というシリーズがあるのは知っていましたが、メロンフレーバーがあるとは知りませんでした。アルコール度数や味を吟味する前に、このデザインとフレーバーが、旅のハイテンションな気分にマッチすると直感したのです。冷えた缶の結露が指先に伝わり、これから始まる至福の瞬間に期待が高まります。

なぜ数ある中で「メロン」を選んだのか？

北海道麦酒醸造の「北海道ハイボール」シリーズには、ハスカップやガラナなど、北海道らしいフレーバーが複数ありました。

その中でメロンを選んだのは、単純に果物の中でも特に「メロン」が好きだから。
そして、ハイボールというジャンルにおいて、メロンの甘い風味とシュワッとした炭酸が、これ以上ないほどのリフレッシュ効果を生み出すのではないかという期待もありました。

結果的に、この直感が大正解だったことを、この後のレビューで詳しくお伝えしていきます。

ジュースと見紛うメロンの芳醇さ！驚きの実飲レポート

メロンハイボールを手に、OMOベースのラウンジへ移動。函館山の夜景をイメージしたというステンドグラスが美しい空間で、グラスに注いで一口飲みました。その瞬間、「これはジュースか？」と本気で錯覚するほどの、メロンの芳醇な香りと甘さに包まれました。

まるで「大人のメロンソーダ」？衝撃的な甘さの正体

このハイボールの最大の魅力は、その甘さの質の高さにあります。一般的なフレーバー系のお酒にあるような人工的な甘さではなく、熟した赤肉メロンをそのまま絞ったような、非常にジューシーで自然な甘みが感じられます。

甘党の方にはもちろん、普段あまりお酒を飲まない方でも「これなら飲める」と感じるでしょう。私が感じた、このメロンハイボールの具体的な味わいの特徴をいくつか挙げさせていただきます。

北海道ハイボール メロンの味わいの特徴

1. 「飲んでいて疲れない」自然な甘さ： 甘さは強いものの、後に残る嫌な甘ったるさがなく、さっぱりとした後味。まさに湯上がり後の乾いた喉を一気に潤してくれます。

2. メロンの香りの立体感： 蓋を開けた瞬間に広がる香りが非常に豊かで、口に含んだ後も鼻から抜ける香りは「メロンそのもの」。これが、高いリフレッシュ効果を生み出します。

3. 微炭酸の心地よさ： 炭酸は強すぎず、非常に穏やか。この微炭酸がメロンの風味を邪魔することなく持ち上げ、全体の飲みやすさを高めています。

メロン好きを唸らせた再現度

メロン好きを自負する私ですが、この再現度の高さには驚きました。メロンフレーバーと謳っていても、実際は人工香料感が強い商品も少なくありません。しかし、「北海道ハイボール メロン」は、北海道富良野産のメロンを使用している（※販売者情報より）ということもあり、その果実感は圧倒的です。

これは、夏の暑い日に食べる冷やしたメロンの贅沢さ、そして昔懐かしい喫茶店のメロンソーダのノスタルジーを同時に感じさせてくれるような、大人に許された最高のメロンドリンクだと断言できます。

甘いだけじゃない！しっかり主張するアルコール分5%の納得感

これほど甘いと、「アルコール分はほとんど感じないのでは？」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、本製品のアルコール分は5%と、一般的なビールやチューハイと変わりません。

実際に飲んでみると、甘さの奥に、しっかりと蒸留酒由来のハイボールらしいキレとアルコールの温かみが感じられます。甘さで入りやすいけれど、ちゃんと酔える。この「入口の優しさと、中身の確実性」が、このハイボールを「ジュース」ではなく「大人のためのハイボール」たらしめている重要なポイントなのです。甘さに隠れてはいますが、徐々に体がポカポカしてくる感覚は、湯上がりのリラックス効果を一層高めてくれました。

つまみはいらない！「メロンハイボール」が演出する特別なチルタイム

この「北海道ハイボール メロン」を飲みながら、私は強く感じたことがあります。それは、「このお酒は、特別なシチュエーションを完成させる一本である」ということです。

OMOベースの空間で飲むからこそ生まれる贅沢さ

今回、私がこのハイボールを飲んだのは、「OMO 5 函館 by 星野リゾート」の「OMOベース」という、旅行者たちがくつろぐために設計された洗練された空間です。

引用元：OMO5 函館公式サイトより

この特別な体験を構成した要素

1. 時間帯と場所： 函館の夜、温泉上がり、そして旅の拠点であるホテルのラウンジという、究極のリラックスタイム。

2. 空間デザイン： 函館山夜景の色をモチーフにしたステンドグラスの光が、心を安らげるムードを演出。

3. ハイボールの味： 甘く、美味しく、特別な旅の思い出の味。

このハイボールは、その甘くリッチなメロンの風味ゆえに、他に何も必要としない高い完成度を持っています。塩気のあるスナックや揚げ物といった「おつまみ」は、この贅沢なメロンの香りを邪魔してしまうように感じました。むしろ、ホテルのラウンジで、夜景を眺めながらこれ一本だけをゆっくりと味わう時間こそが、このハイボールの真価を引き出す飲み方だと感じました。飲んでいること自体が、ただただオシャレで、最高のチルタイムになりました。

旅の終わりを飾る、飲んでいて疲れない極上の飲みやすさ

旅先では、ついつい飲みすぎてしまったり、移動の疲れで翌朝に響いてしまったりすることがあります。しかし、このメロンハイボールは、ジュースのような飲みやすさがありながらも、アルコール分はしっかりしているので、満足感が高いのが特徴です。

甘くてスルスルと喉を通るので、強いお酒を無理して飲むような「飲酒による疲労感」がありません。そのおかげで、旅の最後にリラックスして飲んでも、心身ともに疲れることなく、翌朝スッキリと目覚めることができました。旅の締めくくりとして、これほど優秀な一本はないと感じています。

ハイボールなのに「甘い」ことが生むリラックス効果

一般的にハイボールは、ウイスキーの苦味や香りを炭酸で割った「キレ」を楽しむお酒です。しかし、「北海道ハイボール メロン」は、その常識を覆します。

甘さがもたらすリラックス効果

• 脳を休ませる： メロンの濃厚な甘みは、疲れた脳にダイレクトに作用し、満足感と幸福感をもたらします。これは、温泉上がりのリラックスした状態をさらに高めてくれます。

• 非日常の演出： 普段の晩酌でメロンフレーバーのお酒を選ぶことは少ないでしょう。旅先で、「この時、この場所でしか飲めない」という特別感が、非日常の感覚を際立たせ、極上の気分に浸らせてくれます。

このハイボールは、「キレ」ではなく、「安らぎと贅沢な甘さ」を求める大人のための新しい選択肢であると言えるでしょう。

【結論】こんな人におすすめ！「北海道ハイボール メロン」を体験すべきシーン

北海道麦酒醸造の「北海道ハイボール メロン」は、その特別な味わいと飲用体験から、すべてのお酒好きにおすすめできるものではありません。しかし、以下の条件に当てはまる方にとっては、まさに「運命の一本」となるでしょう。

おすすめしたい人：甘党、旅先での特別感を求める人

このハイボールは、以下のような方々に特に強くおすすめします。

• 甘いお酒が好きで、ジュース感覚で飲めるものを探している方： とにかくメロンの甘さが際立っており、カクテルやリキュールのような甘さを求めている方に最適です。

• 「北海道」ならではの地酒や限定品に興味がある方： 北海道富良野産メロンという地域色豊かな原料を使用しており、旅のお土産や、お取り寄せで特別な一本を楽しみたい方にぴったりです。

• 普段あまりお酒を飲まないが、旅先では少し贅沢したい方： アルコール特有の苦味や渋みがほとんどなく、非常に飲みやすいため、お酒に苦手意識がある方でも挑戦しやすいでしょう。

おすすめしたいシーン：温泉後、旅行中の夜のチルアウト

私が実際に体験して、このハイボールのポテンシャルが最も高まると感じたシーンを2つご紹介します。

1. 最高の湯上がり： 旅先での温泉や、自宅での長めのバスタイム後。火照った体を冷まし、喉の渇きを潤したいリフレッシュの瞬間に、この甘さと冷たさが最高の幸福感をもたらします。

2. 旅行中の夜のチルアウト（晩酌）： OMO 5 函館のラウンジで飲んだように、観光を終えてホテルに戻り、静かに過ごすリラックスタイム。おつまみなしで、美しい景色や空間を眺めながら、ゆっくりと味わう「特別な一杯」として最適です。

自宅で飲む場合は、お風呂上がりにソファでくつろぎながら、少し照明を落として飲むなど、「非日常を演出する」ことがポイントになります。旅先での最高の体験を、ぜひご自宅でも再現してみてください。

「北海道ハイボール メロン」基本情報

最後に本製品の情報をまとめておきますので、購入時の参考にしてください。

これは、北海道麦酒醸造株式会社から販売されている商品です。正確な商品情報は、同社の公式サイトや販売元の情報を確認してください。